大切な1冊を探す
これまでは、お客さんが探して欲しいと持ってきたメモを、そのままノートに貼り付けることや、事務所のボートには貼られており、何かと失敗をしたこともあるのですが、人間の記憶力には限界がありますので、全てを覚えておくのは不可能に近いという言い訳ではあるのですが、ある日、突然お客さんが店内に入ってきて怒りだしたことがあります。
2年も前から依頼していた本が仕入れられたら連絡をしてくれるように依頼されていたもので、確かめるために探求書ノートを調べてみたら、間違いなくお客さんの手にしていた本のタイトルが書かれていて、先日、他のお客さんから買取をした本でした。
年をとったせいにはしたくはないのですが、自分で作った目録を確認するようにはしていますが、次に本を買取か仕入れをしたときに入荷できたら連絡をくれという依頼は、覚えてられないものですから、申し訳ない思いにもなります。
このような失敗がないように、4年ぐらい前からネットを使用するようにしていまして、瞬時に分かるようになって、今では手放なす事の出来ないもので、古本屋からしてみれば膨大な古本の中の1冊にしか過ぎませんが、お客さんに取っては大切な一冊なのです。
小口から大口まで、自宅に眠っている不要な本を買取ります。本 買取
古本屋どうしの注文
古本屋同士がお互いに注文をしあうことで、あらゆる面でメリットが生まれますし、連帯感さえ出てきますので、定期的に注文があるようでしたら、業者同士という特典で割引をしてくれることもあり、処分してしまう予定の本であれば、費用的なリスクを考えてもメリットはありますし、埋れているような本が人の手に渡るのですから、古本が活性化してきますし、今よりも全国の古本屋が探求書を活用するようになれば、古本屋の業界が良い方向に変わることは間違いありませんし、起死回生の方法の1つかもしれません。
眠っている本を呼び起こし、お客さんの手に渡すことが古本屋の最大の目的なのです。
古本屋に取って最大の危機を感じたほうが良い瞬間は、本が入ってこないことでして、仕入れの電話や本の買取として持ち込みをする人がなくなれば、顔が青ざめてきます。
当たり前の話ではありますが、本棚に並んでいる本でも、良い本ばかりが棚から抜かれていくものでして、残った本はなかなか売れないもの多く、店内に3万札も在庫として置いてあっても、その中で売れる本というものは本の一握りなのです。
その他の本といえば、気長に購入してくれる人を待つ他にあるませんし、若い人達であれば、新書として出版されたばかりのコミックを狙って来店しますが、それらは直ぐに売れてしまうので、後は読んだことのある本だけが居座ることになってしまいます。
古本屋の店主は、表情には出しませんが、内心は相当焦っているもので、そのような状態の店内では、お客さんが来店しても、一渡見渡して、欲しい本がないと手ぶらで帰ってしまい、売上にもならずに、家賃や光熱費を払わなくてはと、頭の整理が付きません。